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世田谷区、太陽光の電力を弘前市から購入、再エネ拡大で協定

「雪国対応型メガソーラー」の電力を区民に供給

工藤宗介=技術ライター【2018.5.18】

弘前市の「雪国対応型メガソーラー」
(出所:青森県弘前市)
[画像のクリックで拡大表示]
「メガソーラービジネス」2018年5月14日付の記事より

 東京都世田谷区と青森県弘前市は5月7日、再生可能エネルギーの利用拡大と交流活性化を目的に協定を締結した。

 協定の名称は、「弘前市と世田谷区における自然エネルギー活用を通じた連携・協力協定」。同協定に伴い、弘前市が取り組む雪国対応型メガソーラー(大規模太陽光発電所)で発電した電力を世田谷区民が購入できる仕組みを構築し、5月15日から電気の購入者を募集する。募集数は50世帯で、詳細は同区Webサイトに同日掲載する。

 雪国対応メガソーラーは、弘前市のエネルギー地産地消を推進するための事業で、2015年7月に竣工した。積雪を考慮し1~3月の計画発電量を見込まず、その上で事業化できるスキームにより実証を行っている。

 出力は1.5MW、年間発電量は、冬期3カ月間を発電量ゼロとして試算した上で、約140万kWhを見込む。これは約400世帯分に相当する。太陽光パネルはトワダソーラー製の耐積雪仕様品を採用。架台も高さ約1.8m、パネルは設置角30度とした。

 太陽光パネルの結線は上段・中段・下段と横渡り接続とすることで、下段のみ積雪しても上・中段の発電量に影響しないようにした。積雪状態は監視カメラで遠隔モニタリングおよび記録し、状況に応じてパネル面を除雪するという(関連記事)。

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