大阪府泉南市は、(仮称)泉南中央公園用地でのプール施設の整備・運営事業者を公募している。市内の小・中学校の水泳の授業にも使用することを条件にプールの整備・所有・管理運営事業者を募集する。

事業用地の位置と周辺地域の状況(出所:泉南市)
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事業スキームと施設所有形態のイメージ(出所:泉南市)
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事業期間(出所:泉南市)
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 同市では、市内の小・中学校に設置したプールの老朽化が進んだことから、プールを順次廃止し、現在、泉南清掃工場に隣接するサンエス温水プールを利用して学校水泳授業を実施している。しかし、サンエス温水プールは、同清掃工場の建替えに伴い閉鎖される予定となっている。そこで、整備着手までに長期間を要する可能性がある(仮称)泉南中央公園の用地の一部(面積5493.6m2)で、学校水泳授業を実施する屋内温水プールを整備・所有・管理運営する民間事業者を公募型プロポーザルで募集することとした。土地は市から定期借地方式で民間事業者が賃借する。

 募集要項等などへの質問を5月20日まで受け付ける。質問への回答は6月1日、第一次審査書類の受付は年6月13日から6月17日まで。10月上旬に優先交渉権者を決定し、11月頃基本契約を締結予定だ。事業期間は、契約締結日から19年4カ月以上29年4カ月以下とし、事業者の提案によるものとする。

 プール運営は、一般利用者からの収入と泉南市が学校水泳授業の実施に関して支払う対価で賄う。一般利用者からの収入とは、利用者が民間プール施設を利用する際の料金、民間プール施設を利用するスポーツクラブなどの会費、水泳教室や健康増進プログラムなどの参加費、自販機や売店などからの収入、任意整備施設を運営することにより得られる収入を想定。

 市から事業者への対価は、学校水泳授業でのプール施設利用料と、水泳指導補助および児童などの送迎の業務委託料を支払う。市が試算した2024年度の参考対価は3897万円(税込)である。民間事業者が支払う定期借地権設定契約料の年額は、当該土地の価額×泉南市公有財産規則に基づき設定される料率×事業者が提案する面積となる。当該土地の価額は2万7589円/m2、料率はプール施設と共用部は5.6%、それ以外は7.4%となる。

 事業用地は、南海電鉄樽井駅とJR阪和線和泉砂川駅の間に位置している。西側は本田池に接しており、周辺は住宅地が広がっている。半径1km以内には、泉南市役所や体育館、市立文化ホールなど、公共施設が点在している。