アクアイグニスグループの提案の鳥瞰図(資料:国土交通省近畿地方整備局)
[画像のクリックで拡大表示]
アクアイグニスグループの提案のイメージパース(資料:国土交通省近畿地方整備局)
[画像のクリックで拡大表示]
国営明石海峡公園の位置図(資料:国土交通省近畿地方整備局)
[画像のクリックで拡大表示]

 国土交通省近畿地方整備局は、明石海峡公園・淡路地区に公園施設を整備する事業者に、アクアイグニスを代表法人とする企業グループを選定した。国営公園では初のPark-PFI(公募設置管理制度)事業となる。構成法人は、くにうみアセットマネジメント、フィーストインターナショナル、淡路国の3社。

 明石海峡公園は、明石海峡大橋を挟んで神戸地区約230ha、淡路地区約100ha、全体計画面積330haの国営公園。淡路地区は大規模土取り場の跡地に整備を進めており、2002年3月に開園した。毎年約40万~50万人が利用し、5年おきに開かれる「淡路花博」の2015年開催時には約84万人が訪れた。

 今回のPark-PFI事業の対象は、淡路地区海岸ゾーンの一部「シースケープ・ラウンジ」だ。約2.9haのうち、国が整備する駐車場や主要園路などを除いた約1万600m2を民活エリアに設定。2018年10月に公表した「公募設置等指針」で、この民活エリアの全体基本構想の提案を求めた。

 アクアイグニスグループの提案の概要は以下の通り。(1)公園に「食と健康」の要素を追加する役割を持つ複合温浴施設を設置。(2)公募対象公園施設として複合温浴施設、カフェ、レストラン、舗装広場の計4077m2を整備。(3)特定公園施設として園路、芝生広場、修景施設、休憩施設の計4260m2を整備。(4)利便増進施設として広告塔、総合サイン、駐車場の計173m2を整備――。審査では、民活エリア全域を一体的に整備する「施設の整備計画」と「施設の管理運営計画」が高く評価され、200点満点中134点を得た。

 今後は、国と事業者で協議し、公募設置等計画の認定、基本協定の締結と進む。事業期間は2019年から20年間の予定だ。

この記事のURL https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/news/052101164/