久屋大通公園整備運営事業のイメージパース。テレビ塔エリアから見たテレビ塔(出所:名古屋市)
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 名古屋市は2020年5月19日、久屋大通公園(北エリア・テレビ塔エリア)整備運営事業の供用開始時期を、当初予定の2020年7月から同年秋に延期すると発表した。新型コロナウイルスの影響によるもので、資材の調達が遅延していることに加え、工事現場の3密(密閉・密集・密接)対策として同時に作業する作業員数を制限しなければならなくなっているという。具体的な供用開始時期は、新型コロナの収束状況を踏まえて、改めて発表する。

 久屋大通公園は、名古屋市の中心部である栄地区に位置する。名古屋市は、同公園を「老朽化や陳腐化が進んでいることなどにより、様々な面で利用者のニーズに応えられていない」(同公園「整備運営事業提案 公募設置等指針」より)として、同公園を栄地区の代表的な公共空間として再生するため、北エリアとテレビ塔エリアを対象に、飲食や物販などの収益施設、園路や広場などの公園施設の整備を進めていた。工事は2019年1月7日に始まり、北エリアとテレビ塔エリアは現在、立ち入り禁止となっている。

 エリア全域を整備・運営する事業者は、都市公園法第5条の3の規定に基づくPark-PFI(公募設置管理制度)で公募し、三井不動産を代表とする企業グループを選定(関連記事)。同グループの提案では、公園の北エリアに延床面積1996m2、テレビ塔エリアに同5410m2の物販・飲食・サービス業の店舗を設置するとともに、5つの広場とテラス(合計面積1万m2)を整備することになっている。

久屋大通公園整備運営事業のイメージパース。北エリアの学びの森ゾーン(出所:名古屋市)
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久屋大通公園整備運営事業のイメージパース。テレビ塔エリアのシンボルゾーン(出所:名古屋市)
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