兵庫県姫路市は、大手前通り(姫路市道幹第1号線、姫路市西駅前町1番1地先~姫路市本町68番地先)に関し、歩行者利便増進道路(ほこみち)制度活用のためのサウンディング型市場調査を実施する。

 市は、2020年3月にこの通りの一部にウッドデッキやベンチを設けるなどの再整備工事を完了。2021年2月12日には、道路管理者として約830mを全国初の「歩行者利便増進道路」の区間として指定した(関連記事)。これにより、公募で選定された占用事業者は、最長20年の占用が可能になる。2021年11月には、ウッドデッキ部の約400m2を利便増進誘導区域として指定する予定で検討中だという。

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大手前通りの「ほこみち」指定区間(資料:姫路市)
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利便増進誘導区域案の概要(資料:姫路市)

 調査は2021年6月17日~6月25日(土日は除く)に1事業者60分〜90分程度、姫路市役所本庁舎、もしくはウェブによる非対面で対話を行う(申し込みは6月10日まで)。主に事業者が占用したい施設、場所、時期や期間、占用料、道路維持活動などについて対話する予定だ。また、現地見学会の開催を6月1日(火)14時から2時間程度予定しており、参加申し込みを5月26日まで受け付けている。調査結果の発表は7月中旬頃で、今年度中に公募占用指針の策定、事業者の公募、選定を行い、2022年度からの占用開始を目指す。

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2019年度・2020年度に行われた社会実験の様子(資料:姫路市)

 市は、2019年度からグルメやクラフトショップなどを集結させる社会実験「大手前通り活用チャレンジ(ミチミチ)」を実施し、この通りが日常的に賑わいのある交流拠点となるよう取り組んできた。占用者を公募によって選定することにより、民間企業などのノウハウを活かし、大手前通り周辺も含めたエリア価値の向上、好循環の創出につなげたい考えだ。