東東京都豊島区は5月24日、「Hareza池袋」ホール棟(東京都豊島区、地上8階・地下1階・塔屋1階、延べ面積約1万600m2、4月26日竣工)の多目的ホール、豊島区立芸術文化劇場(1300席)の竣工内覧会を実施。区民、関係者など6000人以上が参加した。

舞台からホール客席を見上げる(写真:日経BP総研)
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 ホールは公益財団法人としま未来文化財団を指定管理者として、区が運営する。東京建物が2019年3月にネーミングライツ(2019年5月1日から10年間で5億6000万円)を獲得、「東京建物Brillia HALL(ブリリアホール)」と名付けられている。ミュージカル、宝塚歌劇、歌舞伎、バレエ、オペラ、伝統芸能を上演するほか、成人式や学校行事などの使用も想定している。11月のこけら落とし公演では、歌舞伎、宝塚歌劇星組公演、バレエなどがラインナップされている。

3階席から舞台を見下ろす(写真:日経BP総研)
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東京建物がネーミングライツを獲得、「東京建物Brillia HALL(ブリリアホール)」と名付けられた(写真:日経BP総研)
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 ホール棟は「(仮称)豊島プロジェクト」として開発が進められてきた旧豊島本庁舎跡地と豊島公会堂跡地で進めている再開発プロジェクトの一部。区が両跡地に定期借地権を設定して民間事業者に貸し出し、民間事業者の資金で、竣工したホール棟に加え、オフィス棟「Hareza Tower」(地上33階・地下2階、延べ面積約6万8600m2)、中池袋公園を含めて一体的に整備を進めている。事業者は東京建物とサンケイビル、施工者として鹿島が加わったグループだ。

 隣接して区が建て替える新区民センター(地上9階・地下3階、延べ面積約9139m2)も、統一的なデザインで整備が進められており(関連記事)、「(仮称)豊島プロジェクト」と併せて、全域を「Hareza池袋」と称している。

中池袋公園側から見た建物の外観イメージと位置図(資料:東京建物)
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Hareza 池袋エリア全体を活用したイベントイメージ (資料:東京建物)
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工事中の中池袋公園。奥の中央の建物がホール棟(写真:日経BP総研)
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 今後、2019年秋ごろに中池袋公園がオープン、2020年5月にオフィス棟「Hareza Tower」が竣工し、同年7月にHareza池袋全体がグランドオープン予定となっている。中池袋公園は、東京建物とサンケイビルによって設立された一般社団法人「Hareza 池袋エリアマネジメント」が指定管理者として運営。公園内にカフェの設置を予定しているほか、施設と連携しながら賑わい創出を目指す。

今秋から中池袋公園など池袋駅周辺の4公園を回遊する電気バス「イケバス」も展示されていた。車両デザインは、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」などを手掛けた水戸岡鋭治氏だ(写真:日経BP総研)
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「イケバス」の回遊コースのイメージ(資料:豊島区)
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