大阪市は、森之宮北地区計画原案について6月17日まで意見を募集している。原案は大阪市役所7階の都市計画局計画部都市計画課で縦覧できる。縦覧期間は2021年6月10日(木)まで。ウェブサイトでは原案の概要を公開している。森之宮北地区は、国際的な観光拠点である大阪城公園の東部に位置しており、JR大阪城公園駅をはじめ、複数の鉄道沿線・駅が近接する交通利便性の高い場所にある。また、市の指定する都市再生緊急整備地域「大阪城公園周辺地域」の一角にある。

森之宮北地区計画の説明図(資料:大阪市)
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 今回の地区計画は、大阪城東部地区全体のまちづくりの基本方針である「大阪城東部地区のまちづくりの方向性(大阪府・大阪市、2020年9月)」に基づくもの。「大阪府立大学」と「大阪市立大学」を統合する形で開設する「大阪公立大学」を先導役に、まちづくりのコンセプトである「大学とともに成長するイノベーション・フィールド・シティ」の実現を目指す。具体的には、土地の高度利用を図りながら、観光集客・健康医療・人材育成・居住機能等を集積し、多世代・多様な人が集い、交流する国際色あるまちの形成を図ることを目標としている。

 また、A~Dの4地区に分け、それぞれの地区の特色に合った開発の方針を提示している。中でも、森之宮二丁目地内の約2.7haに及ぶA地区においては、歩行者専用通路や多目的広場などを整備するほか、建築物の用途や容積率、敷地面積等に制限を設けるなど、地区整備計画を盛り込んでいる。

 今後は原案に対する意見を参考に都市計画「案」を作成、改めて案を縦覧、意見を募る。大阪市都市計画審議会、知事との協議を経て森之宮北地区計画を決定していく。