国土交通省は、今年で第9回となる「まちづくり法人国土交通大臣表彰」で、「柳ヶ瀬を楽しいまちにする株式会社(岐阜県岐阜市)」が国土交通大臣賞に決定したと発表した。また、審査委員長賞を「株式会社楽市白河(福島県白河市)」「一般社団法人TCCM(愛知県豊田市)」「草津まちづくり株式会社(滋賀県草津市)」3者が受賞した。

毎月第3日曜日に開催しているサンデービルヂングマーケットの様子(提供:国土交通省)
「サンデービルヂングマーケット」(主催:柳ヶ瀬を楽しいまちにするなどによる実行委員会、岐阜柳ケ瀬商店街振興組合連合会)のウェブサイト。3~5月は新型コロナの影響で中止していたが、6月の開催が決まった

 「まちづくり法人国土交通大臣表彰」は、地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるまちづくり法人が中心となった先進的な取組を奨励・普及するため、地方公共団体や関係団体の協力の下、2012年度からスタート。今回は、2019年11月28日から約2カ月にわたって募集、全国から16件の応募があった。

 国土交通大臣賞を受賞した「柳ヶ瀬を楽しいまちにする」は、市内最大の繁華街である柳ヶ瀬で、毎月第3日曜日に素材にこだわった手づくりのフードやスイーツ、雑貨やウエア、アンティークなどのショップが出店する「サンデービルヂングマーケット」を企画、個性的な店舗が出店することで新たな買い物客を創出した。

 また、大型の空きビルをリノベーションし、店舗やアトリエが集まる集客施設へと変えたり、一定区間の車の出入りを止め、道路空間を含めた空間を活用したイベントを開催したりするなど、余剰空間の有効活用によりエリア価値の向上、商店街の新陳代謝、エリア全体のブランドイメージコントロールなど戦略的に取り組み、まちの賑わい創出に貢献、内容の先導性や多様性、効果に優れていると高く評価された。