富山県射水市は「道の駅新湊」とその周辺エリア整備事業について、サウンディング型市場調査を行う。参加申し込みは7月8日まで受け付け中で、7月25日~8月26日に個別対話を実施する。6月28日に行われる現地説明会に参加を希望する場合は、6月20日までに申し込みが必要だ。

道の駅カモンパーク新湊は国道8 号と国道472 号の交差地点に位置する(資料:射水市)
道の駅カモンパーク新湊は国道8 号と国道472 号の交差地点に位置する(資料:射水市)
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 同市が建物を所管する「道の駅新湊」は、国道8号と国道472号の交差地点に1998年にオープン。国土交通省が所管する駐車場・備蓄倉庫・道路情報館を含む道の駅全体を「道の駅カモンパーク新湊」と呼び、隣接する市所有の新湊博物館と新湊農村環境改善センター、測量庭園を加えたエリアを「道の駅新湊周辺エリア」としている。

 道の駅カモンパーク新湊の利用客は年間約70万人にのぼるが、施設の劣化が課題となっている。また、隣接する新湊博物館と新湊農村環境改善センターも劣化や利用客減少などの課題を抱えており、エリア全体の魅力向上や賑わい創出が求められている。そこで同市では、国が提示する道の駅第3ステージのコンセプト「地方創生・観光を加速する拠点へ」を踏まえながら、道の駅新湊周辺エリア全体の方針を整理した「射水市道の駅周辺エリア基本構想」を2021年10月に策定。今後の事業展開を検討するため、民間事業者との対話を行う。基本構想に掲げる5つの基本方針は次の通り。

1 エリアの魅力を高め、滞在時間の拡大と更なる賑わいの創出を図る。
2 射水ブランド推進の場として、地域経済への波及効果を高める。
3 射水ベイエリア・内川周辺の玄関口として、周辺観光への誘導を図る。
4 射水の歴史や文化芸術の集約と発信の場として、更なる磨き上げを図る。
5 災害に強いまちづくりを進めるため、防災拠点としての機能を強化する。

市有施設の概要(資料:射水市)
市有施設の概要(資料:射水市)
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 同調査の対象は、道の駅新湊周辺エリアとなっているが、原則として国土交通省エリア(駐車場、備蓄倉庫、道路情報館)は除外。面積は約3.8ha。道の駅新湊は鉄筋コンクリート造・平屋建で、延床面積978.96m2。物産販売、レストラン、休憩施設、トイレ、駐車場、道路情報館がある。新湊博物館は展示室や研究室などを備え、新湊農村環境改善センターには会議室や研修室等がある。

 サウンディングでは、事前に提出するアンケートに基づき対話を行う。主な内容は、同事業への参画意向、イニシャルコストを含めた独立採算とするための条件・アイデア、指定管理料0円や売上額に応じた納付金を運営事業者に求める場合の条件・アイデア、射水ブランド推進の場としての役割、事業地・施設の広さと既存建物の活用可否など。整備運営については、既存方式、テナント・指定管理者候補者の選定後に意見を取り入れて整備、DBO、ROなどから望ましい手法について意見を聞く。