京都市は、市内3つの公園で、柔軟な発想のイベント・サービスなどの企画により、試験的に利用する民間事業者などを募集している。提案書類の提出は6月23日まで持参か郵送で受け付ける。7月上旬に事業者を選定し、8月中旬までに実施内容を調整する。利用期間は8月下旬から11月下旬まで。利用できる期間は1日から最長3カ月。市はこの事業を通して、民間事業者等との対話や来園者へのアンケート、モニタリング調査などを行い、公園の魅力向上策を検討する狙いがある。

宝が池公園の概要(出所:京都市)
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 対象となっているのは、左京区の宝が池公園(面積78万2124m2・スポーツ広場を除くエリア)、中京区の竹間公園(3688m2)と新京極公園(1009m2)の3公園。複数公園をセットにした提案や3公園への個別提案も可能で、1公園につき原則1者を選定する。

 市は、来園者などの安全に配慮するとともに、利便性やサービスが向上する内容であること、来園者の多いエリアの占有など他の来園者の公園使用を著しく妨げないこと、利用に当たって市の財政負担を求めるものではないこと、公益に資する取り組みを提案・実施することなどに加えて利用区域と周辺の清掃を必須とし、そのうえで、公園の魅力や維持管理の質の向上と、休憩スペースの設置やマナー啓発看板の設置といった公園を取り巻く課題の解決に資する取り組みの提案を求めている。

 公園使用料は免除で、営利活動を行った場合は売上還元金(売上高に対する歩合を応募者が5%以上で提案)を市に納付する。市が作成する来園者アンケートの配布・回収に協力し、試行的利用者向けのアンケートに回答し、利用期間後には事業実施報告及び収支報告を行うこととなっている。