和光市LINE公式アカウントのイメージ。支援金の申請やパブリックコメント投稿のメニューがある (提供:LINE)
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 埼玉県和光市は2020年6月、新型コロナウイルス対策として独自に実施している「中小企業・小規模事業者支援金」や「水道料金及び下水道使用料の免除」への市民からの申請を受け付ける機能を備えたLINE公式アカウントを開設した。

 このほか、和光市の将来像や今後のまちづくりの方針を記した「第五次和光市総合振興計画基本構想(素案)」へのパブリックコメントを投稿する機能も提供している。メニューにある「パブリックコメント」をタップし、メッセージで送られてくる動画や市のホームページへのリンクで素案の内容を確認。氏名や住所などを入力した後、素案に対する意見をパブリックコメントとして投稿する。提出期限は6月22日まで。

 中小企業・小規模事業者支援金の申請は、同公式アカウントのメニューにある「トークで申請」をタップし、「中小企業支援金申請」を選択する。その後、チャットボットとの会話に沿って法人番号や売り上げの減少額などの必要項目を入力、最後にタッチパネルの画面に署名すれば申請が完了する。申請の対象は、市からの支払いを受けたことがあり、市に口座を登録している事業者に限定される。

 上下水道の免除申請は、同じく「トークで申請」をタップし、「水道料金等免除申請」を選択。氏名や住所などを入力した後、減収したことを示す資料を撮影し、そのイメージを送信して申請する。

各機能のイメージ。チャットボットとの会話による申請手続き(左)、本人確認のためのタッチパネルへの署名(中央)、パブリックコメントの提出(右) (提供:LINE)
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 同アカウントはBot Express(東京都港区)の地方自治体向けチャットボットサービス「GovTech Express」を利用しており、自治体のLINE公式アカウントとして支援金の申請にチャットボット技術を活用した最初の事例になるという。