群馬県沼田市は、総合公園の「サラダパークぬまた」と、市中心部にある観光拠点「(仮称)天狗プラザ」の2カ所を対象に、トライアル・サウンディングを実施中だ。トライアル・サウンディングとは、利活用を検討している公共施設などで、暫定利用を希望する民間事業者を募集、一定期間、「お試し」する制度。民間のアイデアを実際に試し、暫定利用後は課題などを明らかにして、対象施設の活用方針の策定に活用する。

 サラダパークぬまたは、沼田市上発知町にある広さ1万9855m2の総合公園。芝生広場や遊具、食堂、売店などがある。天狗プラザは、沼田まつりで担がれる大天狗面が安置されている施設で、農産物直売所も併設。観光拠点として機能している。トライアル・サウンディングの実施期間は2021年2月28日まで。民間企業、NPO法人などの法人、個人事業主、任意団体を対象に、暫定利用の希望者を募集している。

サラダパークぬまた(提供:沼田市)
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(仮称)天狗プラザ(提供:沼田市)
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 トライアル・サウンディングの実施希望者は、必要に応じて市事務局との事前相談・現地調査を行い、その後、暫定利用の提案を市に提出。審査を経て、使用許可が出たら、許可内容に応じた暫定利用を実施する。利用期間は1日から1カ月程度。トライアル・サウンディングを通じて、市は民間事業者の事業集客力、収益性、信用などを、また、民間事業者は使い勝手や採算性、立地条件などを確認することを目的としている。

 暫定利用者はトライアル中にモニタリング調査を実施する。終了後に市と対話が行われ、使用実績表を市に提出する。これらを基に、市は対象施設の活用方針、公募条件を決定し、公募を実施する。

 なお、トライアル・サウンディングの提案は、対象施設に関するもので、確実に実施できる内容に限り、対象施設を利用する利用者の利便性、サービス、満足度の向上に資する内容とする。提案には事業内容やスケジュールを記載することが必要。

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トライアル・サウンディングのイメージと流れ(発表資料より)
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