道路空間再編の方針(案)(出所:大阪市)
道路空間再編の方針(案)(出所:大阪市)
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官民体制(案)(出所:大阪市)
官民体制(案)(出所:大阪市)
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 大阪市は、なんば駅周辺における道路空間の再編についてまとめた「なんば駅周辺における空間再編推進事業整備プラン(案)」を公表し、パブリックコメントを募集中だ。応募期限は6月30日まで。地元住民などの理解を促し、地域や企業、既存のまちづくり団体との連携を図る狙いだ。

 なんば駅周辺は、国内外から多くの来街者が行き来するエリアにもかかわらず、車両や放置自転車により、歩行空間の確保において課題を抱えてきた。その課題を解決するため、なんば駅前の広場化を官民が協働して実現するための指針として「なんば駅周辺道路空間の再編に係る基本計画」(2017年)を策定。2021年11月から12月にかけては、基本計画に基づいて社会実験(関連記事)を実施した。

 これらを踏まえて策定されたのが今回のプラン(案)だ。2022年中に整備プランを作成して工事に着工し、2025年までに駅東側のなんさん通りを含む全体の完成と本格的な運用開始を目指している。

 プラン(案)では、「基本方針」「整備計画」「持続的な維持管理」「当面の進め方」などについてまとめている。まず、基本方針として、(1)道路空間再編の方針と(2)シンボル空間創出の方針の2つを示し、整備計画は「交通機能の再配置と滞留空間の創出」「荷捌き機能の確保」についての「全体計画」と、駅前広場となんさん通りの「区間・エリアごとの整備計画」を策定。維持管理については、行政と役割分担を行いながら民間のエリアマネジメント能力を活かしていく想定だ。また、隣接する御堂筋と同様に、「歩行者利便増進道路(ほこみち)」指定を検討する。

この記事のURL https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/news/061302462/