茨城県かすみがうら市は、果樹農家での農作業体験などを行う“実践型ワーケーション”として「農業体験プログラム」を実施する。同プログラムは、地方創生にも取り組む不動産情報サービスのLIFULLが企画したもので、かすみがうら市向けにカスタマイズしてLIFULLが運営する。運営に際しては、生産者と消費者をつなぐ産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する雨風太陽と連携する。

「農業体験プログラム」の応募サイト
「農業体験プログラム」の応募サイト

 今回の農業体験プログラムでは、7月、9月、11月の年3回、参加者がかすみがうら市に通い、季節を通じた農業の現場を体験する。果樹農園での農作業、最新のアグリテック企業による技術説明会、農産物の販売を考えるワークショップなどを実施予定だ。6月1日から参加者の募集を開始した。募集人数は6人。申込み多数の場合は選考を実施することがある。

 対象者は、新規就農・事業承継を本気で考えている人から、まずはワーケーションも兼ねて農業を体験してみたい人まで、農業に関心のある市外在住者。かすみがうら市が2021年から取り組んでいる「地域課題の解決型ワーケーション」の発展型として実施するという。

 プログラムの開催日程は7月18日~20日、9月11日~13日、11月27日~28日で、参加者は全日程への参加が必須になる。農業体験と勉強会への参加費は無料。宿泊費、現地までの交通費、飲食費などは参加者負担となる。なお、参加者募集に際して両社合同オンラインイベントを6月16日に開催する。

 並行してかすみがうら市では、同市内で一次産業を営む農家・農家志望者と、農業の収益性を向上するためのAI・IoT・ロボット・衛星技術などの次世代技術を持つアグリテック企業とのマッチングおよび実証事業の実施を目指す「スマート農業実証プログラム」も実施する。このプログラムもLIFULLの企画によるもので同社が運営する。LIFULLでは今後、「農業体験プログラム」については全国展開していく計画だ。

変更履歴
初出で、LIFULLでは今後、「農業体験プログラム」「スマート農業実証プログラム」を全国展開していく計画だとありましたが、全国展開の計画があるのは「農業体験プログラム」のみでした。本文は訂正済です。 [2022/6/14 21:40]