青葉台郵便局の外観(出所:東急)
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「スプラス青葉台」のワークラウンジ(出所:東急)
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 東急は、横浜市青葉区青葉台にある青葉台郵便局の空スペースを活用して、コミュニティラウンジや小規模オフィスなどから成る施設「スプラス青葉台」を7月4日に開業する。

 青葉台郵便局は、東急田園都市線青葉台駅から徒歩3分の場所にある。「スプラス青葉台」は、同局の2階と3階を東急が日本郵便から賃借し、リノベーションを施した。2階にコミュニティラウンジ、ワークラウンジ、イベントスペースを、3階に10区画の小規模オフィスを設置した。

 「働く」機能であるコワーキングスペースや小規模オフィスと、地域住民の「活動」の場であるコミュニティラウンジやイベントスペースを併設・連携させることで、郊外住宅地における「住む」、「働く・活動する」が融合した新たなライフスタイルの実現を目指した施設だ。2階は、コミュニティ形成・運営のノウハウを持つYADOKARIに運営を委託し、3階は東急が運営する。

 2階は、テレワーク需要への対応や地域活性化のための地域交流拠点となることを目指す。コミュニティラウンジは、地域住民の活動・交流の拠点となる有料会員制ラウンジで、ワークラウンジは個人向けのシェアオフィスとして、月単位の会員制や1日利用などを想定する。イベントスペースは、各種イベント利用やセミナー、ワークショップなどに利用できる時間貸しのスペースとする。

 3階の小規模オフィスは、地域との交流や駅に近接する立地を希望する企業をターゲットとしており、17.77m2から68.95m2の広さの10区画から成る。郊外住宅地の働く場として提供する。入居企業には2階エリアの会員権を付与し、連携イベントなども実施する予定だ。このほか、施設会員を対象とした地域店舗との提携サービスも予定している。また、施設の外観には、横浜美術大学との連携により壁面アートを施した。

青葉台郵便局2F・3Fの平面図(資料:日本郵便)
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 なお、この取り組みは東急が横浜市と共同で取り組む「コミュニティ・リビング」推進の一環として位置付けられている。コミュニティ・リビングとは、東急と横浜市が推進する「次世代郊外まちづくり」における暮らしと住まいのコンセプトで、郊外住宅地において、歩いて暮らせる生活圏に住まいと住民の交流、医療、介護、保育や子育て支援、教育、環境、エネルギー、交通・移動、防災、就労といった様々なまちの機能を密接に結合していく考え方のこと。青葉区では、このコミュニティ・リビングを区内各所で展開する「あおばコミュニティリビング推進事業」を、2016年度から実施している。

この記事のURL https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/news/061502029/