AsMamaの実証実験の概要(資料提供:Uスマート推進協議会)
AsMamaの実証実験の概要(資料提供:Uスマート推進協議会)
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NTTドコモの実証実験の概要(資料提供:Uスマート推進協議会)
NTTドコモの実証実験の概要(資料提供:Uスマート推進協議会)
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クラフトワークの実証実験の概要(資料提供:Uスマート推進協議会)
クラフトワークの実証実験の概要(資料提供:Uスマート推進協議会)
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東京電力パワーグリッド栃木総支社と早稲田大学先進グリッド技術研究所の実証実験の概要(資料提供:Uスマート推進協議会)
東京電力パワーグリッド栃木総支社と早稲田大学先進グリッド技術研究所の実証実験の概要(資料提供:Uスマート推進協議会)
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 Uスマート推進協議会は、2021年度の新規実証実験として4つのプロジェクトを採択した。「子育て」「教育」「健康」「福祉」「エネルギー」の5分野で募集が行われ、全20件の提案から選ばれた。Uスマートシティ推進協議会は、宇都宮市において、将来にわたって持続的に発展するスマートシティを実現することを目的に、2019年に設立された産官学の組織だ。

 子育て・教育分野で採択されたのは、AsMamaが提案した「アプリを活用した子育て世代の頼りあい推進プロジェクト」(以下も、プロジェクト名はすべて仮称)。子育て世代が安心して暮らせる街を目指し、スマートフォンアプリを活用して、保育園や幼稚園、学校の保護者同士で子どもの一時預かりやおさがり、おすそ分けなどの助け合いができるシェアコミュニティの創出について実証実験を行う。

 健康・福祉分野では、NTTドコモの「データ分析による効果の見える化やオンライン体操教室の開催による効果的な介護予防推進プロジェクト」が選ばれた。高齢者が元気に暮らせるように、高齢者の健康データや社会保障費などの様々なデータを活用して、介護予防事業の効果を見える化する。また、オンラインで介護予防教室などを開催し、女性に比べて参加が少ない男性の参加拡大や健康増進効果を検証する。

 エネルギー分野では2つのプロジェクトが採択された。クラフトワークが提案した「3DハウスモデルとAIを活用した農業ハウスの省エネ化、省人化プロジェクト」は、農業ハウスで使うエネルギー量削減と省人化を目指すもの。3D化したハウスモデル上に、ICTやIoTで収集した気温・機器の稼働状況などのデータを可視化して、ハウス内の最適な環境管理と省人化の効果を検証。また、AIで最適な環境をフィードバックできるようにデータを収集する。

 東京電力パワーグリッド栃木総支社と早稲田大学先進グリッド技術研究所による「再生可能エネルギーの更なる地産地消に向けたエネルギーネットワークプラットフォーム構築プロジェクト」は、地域の再生可能エネルギー発電データと需要家データを活用できる基盤を構築し、エネルギーの効率的な活用や災害時の分散化によって、低炭素で災害に強い街を目指す。電力網にセンサーを取り付けて各種データの採録方法を検証するとともに、簡易シミュレーションで評価を行う。

 4つのプロジェクトは7月に開催予定のUスマート推進協議会総会で審議が行われ、一部変更する可能性がある。審議後に準備が整い次第、実証実験を開始する。