鵠沼海浜公園の概要(資料:藤沢市)
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鵠沼海浜公園の外観(資料:藤沢市)
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 神奈川県藤沢市は、鵠沼海浜公園の改修において、公募設置管理制度(Park-PFI)の実施に向けた公募条件等の検討を進める。サウンディング型市場調査を実施して民間事業者からの意見を聞いた結果、事業実施が可能と判断した。調査結果概要とPark-PFIによる整備方針を6月4日に公表した。

 鵠沼海浜公園は、鵠沼海岸駅(小田急江ノ島線)から徒歩約11分の海岸沿いに位置する。約1万6700m2の広域公園で、1961年に供用開始。現在は、スケートボードやインラインスケート、バイシクルモトクロスなどを楽しむ「鵠沼海浜公園スケートパーク」として利用されている。有料施設のため周辺施設の利用者とは隔離された空間であり、施設の老朽化が景観の悪化につながっている。藤沢市ではこれらの状況を改善し、スケートパークを維持しつつ、より多くの人に利用される公園を目指したい意向がある。

 そこで市では、「鵠沼海浜 公園 Park-PFI 活用に係るマーケットサウンディング調査」を2020年2月6日から3月25日にかけて実施した。公募対象公園施設の利活用について、提案A(現況建築物がある「区域A」に公募対象公園施設設置を設置)、提案B(公園全域となる「区域B」を再構築)の2つを示したうえで、公園の運用や整備する施設などについて民間事業者の提案を募った。

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2パターンを提示して提案を求めた(資料:藤沢市)

 調査の個別ヒアリングには8社が参加した。区域については区域B(公園の全体を再構築)での提案が多数を占め、施設については飲食店や売店などの施設を複数組み合わせた提案が多かった。その他、開かれた公園とするためには有料施設以外に開放区域を設けるべき、具体的な検討には現施設の運営状況などの開示が必要、防災機能については条件を明示すべきとの意見があった。