川崎市は2020年6月12日、民間事業者の活用を検討する事業や、その可能性のある事業について、概要を掲載したリストをウェブサイトで公開した。優先的な検討対象となる事業を中心に、進ちょく状況に合わせて「ロングリスト」「ショートリスト」「発注リスト」に分けて公開されている。

6月16日時点の「ロングリスト」の一部。事業概要や想定スケジュール、民間事業者に期待する事項、連絡先などが示されている(資料:川崎市)
[画像のクリックで拡大表示]

 このうちロングリストは、将来的に民間活用を検討する可能性のある事業を掲載する。民間事業者に将来の参画に備えた検討・準備を早い段階から促すためのもので、6月16日現在、「区役所等庁舎整備推進事業」「卸売市場機能更新」など26の事業がリストアップされている。

 ショートリストは、民間活用する方針の事業を掲載する。実行段階に向けて最適な事業手法を検討するとともに、民間事業者との対話を増やすことを目的とするもので、6月16日現在、「川崎市堤根余熱利用市民施設の整備」「等々力緑地再編整備事業」の2つがリストアップされている。

 発注リストは、民間を活用する事業の基本計画、発注に向けたスケジュールがほぼ確定した事業を掲載する。公募条件などに対する意見・提案および多くの事業参加者の確保などを期待して公開している。6月16日現在、「総合自治会館跡地等活用事業」がリストアップされており、概要には「民間事業者に期待する事項」とともに、同事業の想定スケジュール(公募開始、提案締め切り、事業者決定など)が記載されている。

 なお発注リストは、ショートリストに掲載された事業のうち基本計画やスケジュールがほぼ確定したものを、ショートリストはロングリストに掲載された事業のうち民間活用の方針が決まったものを順次掲載する。ショートリストについては、いったん下した民間活用の方針を撤回した事業があった際、その理由も掲載するとしている。