■三宮クロススクエアの整備イメージ
10車線の現状(三宮交差点からフラワーロードを東向きに見たところ、以下同)
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第1段階、2025年頃に6車線とする
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第2段階、2030年頃に3車線とする
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(資料:神戸市)

 神戸市と国土交通省近畿地方整備局は2019年7月、市内最大の繁華街である三宮地区を南北に走るにフラワーロード(税関線)の車線を、現状の最大10車線から6車線に規制する交通実験を実施する。

 神戸市は2015年に策定した三宮周辺地区の「再整備基本構想」において、フラワーロードと中央幹線の一部を、人と公共交通機関を優先する「三宮クロススクエア」として整備すること表明している。今回の交通実験では、フラワーロードのうち三宮交差点から同市中央区役所交差点までの約400mを整備の第1段階である車線数6に規制、横断歩道の設置を検討するため三宮交差点の信号サイクルを変更したうえで、渋滞長や交通量など自動車交通への影響を調査する。実験の期間は2019年7月1日から7月31日までを予定している。

 三宮周辺地区の「再整備基本構想」では、2025年頃までに第1段階としてフラワーロードの車線数を10車線から6車線へ、さらに2030年頃までに第2段階として3車線に減らすことを計画している。

 車線数を減らして得られた空間は、三宮を訪れる人々の回遊性を高めるための拠点・基点となるように、休憩場所となるベンチ、花壇、オープンカフェ、バス乗降場などを整備する。歩行者の利便性を高めるとともに、三宮交差点を中心とする同地区内の6駅(JR、阪急、阪神、地下鉄西神・山手線、地下鉄海岸線、ポートライナー)を三宮クロススクエアによって結ぶことで、市中心部における自動車交通から公共交通への転換を目指す。