将来活用地の位置(出所:京都市)
将来活用地の位置(出所:京都市)
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京都芸大と将来活用地の位置関係(出所:京都市)
京都芸大と将来活用地の位置関係(出所:京都市)
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事業者決定までの想定スケジュール(出所:京都市)
事業者決定までの想定スケジュール(出所:京都市)
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 京都市は、京都駅東部エリアに「文化芸術都市・京都」の新たなシンボルゾーンを創出する取り組みを進めている。同エリアに立地し、2023年に開校する「京都市立芸術大学・市立美術工芸高校」の新キャンパスに隣接する約4000m2の市有地(将来活用地)に拠点を整備する「京都駅東 SDGs・未来創造拠点 共創プロジェクト」の実現に向けて、企業や市民からアイデアを募集するサウンディング型市場調査を実施する。

 同プロジェクトは、SDGs(持続可能な開発目標)の理念のもと、市民・企業とともに、京都の未来を創造し、日本・世界に発信する新たな拠点を生み出すことを目指すというもの。2023年3~5月頃に公募を開始し、同年夏頃に事業者を決定する予定だ。

 将来活用地は、京都駅から約500m、徒歩6分の好立地で、鉄道からの視認性にも優れる。また、文化芸術と若者を基軸としたまちづくりを進める京都駅東南部エリア、京都の新しい賑わいを創出する京都駅西部エリアに近接し、京都駅と東山の文化ゾーンをつなぐ東西の「新たな文化軸」と、鴨川や高瀬川といった南北の「悠久の自然・文化軸」が交差する「文化の十字路」に立地する。

 サウンディングでは、企業から同プロジェクトの目指すビジョンを実現するための「事業構想(実現したい事業のイメージ)」の提案を求める。提案には、移転・整備を進めている京都芸大の魅力との調和や機能の向上など視点からの内容を期待する。また、京都市では同プロジェクトについて建設コストなどの財政負担をすることは想定していない。提案内容を踏まえた上で、京都市は土地の賃借条件などの協業内容を検討する。

 同プロジェクトに関する質問の受付期限は7月14日、参加申込書・提案書の提案期限は8月31日。提案企業と9月14日までに個別対話を行った後、10月以降に結果を公表する。なお、現地見学会を7月6日・12日に実施する(申込期限は6月30日)。

 京都市では同時に、市民などからビジョン実現に向けた「アイデア」の提案も募集する。期間は7月14日まで。提案されたアイデアは、京都市のウェブサイトに随時掲載し、企業などによる事業構想の参考にしてもらう。