旧富山銀行本店の位置(資料:高岡市)
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旧富山銀行本店の外観。上が北棟、下が南棟(資料:高岡市)
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 富山県高岡市は、伝統的建造物群保存地区「山町筋」にある文化財「赤レンガの銀行(旧富山銀行本店)」の活用策について、サウンディング型市場調査を実施する。参加申し込みは7月16日まで、7月20日までに提案書を提出し、7月26日~29日に対話を行う。これに先立ち、7月5日~7日に現地見学会を開催する。現地見学会の参加申し込みは7月1日まで。

 「赤レンガの銀行」(北棟・鉄骨煉瓦造2階建)は1914年に高岡共立銀行として建設されて以来、2019年まで銀行として使われ、21年1月に高岡市に譲渡された。1926年の増築部分(南棟・鉄筋コンクリート造3階建)を合わせた床面積は約1310m2。高岡市は現在、保存活用計画の策定を進めており、今回の調査内容を反映する予定だ。これを踏まえ、22年度以降の事業者募集を想定している。

 活用の対象は、銀行の建物と敷地1060m2に加え、隣接する更地約890m2。建物には耐震改修が必要で、初期投資の負担は市と事業者で協議する。活用に必要な改修や外構・設備工事などは事業者の負担だ。ただし、文化財であるため、外観・間取りの改変や内装改修には制限がある。更地部分には、既存建物の活用に寄与する場合、建物や工作物の建築を認める。

 提案に求める内容は、建物・土地の「①活用のポテンシャル」、活用イメージ、期間、収支見込み、事業スキーム、地域貢献・連携の可能性など「②活用内容について」、今後想定される条件や課題、市に求めることなど「③その他、課題・問題点について」の3項目。