熊本県荒尾市は、公募型プロポーザルで期間内に応募が得られなかった「荒尾市ウェルネス拠点」整備・運営事業について、再公募に向けた対話を実施する。参加申し込みは6月29日まで、6月30日〜7月15日に対話を行い、8月に結果公表と再公募を予定する。

事業用地と位置(出所:荒尾市)
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事業用地と位置(出所:荒尾市)

 「荒尾市ウェルネス拠点」は、道の駅と保健・福祉・子育て、交流機能を備えた複合施設。市は、民間が建設して市に所有権を移し、運営を民間に委ねるBTO(Build Transfer Operate)方式による整備を目指している。今年1月18日に公募を開始したが、4月8日の締め切りまでに参加表明がなく、4月15日に選定を中止した。

 市はこれまで事業に関心を示した事業者などにヒアリングして原因を究明、「再公募にあたっての市の考え」を公表した。これによると、市は参加者がなかった主な原因は「道の駅の施設使用料」と「物価変動のリスク分担」にあると判断している。

 当初募集時、荒尾市は年間約2000万円の施設使用料に加え、売り上げの1%以上を市に払うことを要件としていた。再公募では、使用料を売り上げに応じて変動させることとし、一定期間使用料免除の提案も可能にする考えだ。物価変動については従前から官民でリスク分担することとしているが、再公募では、改定に用いる指標についても事業者との協議に応じる。

 対話に用いる募集要項と要求水準書の変更案は、後日公表する予定だ。

再公募後の事業スケジュール(出所:荒尾市)
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再公募後の事業スケジュール(出所:荒尾市)