アーバンイノベーション神戸のウェブサイト

 兵庫県芦屋市は、神戸市が2017年度に開始した官民連携による地域課題解決プロジェクト「アーバンイノベーション神戸」に参加する。6月24日に神戸市が発表した。

 「アーバンイノベーション神戸」とは、行政が地域課題を示し、その解決を目指すスタートアップやベンチャーを公募、官民協働で実証実験を行い、サービスを開発する仕組みだ。ひとつの課題に対し、協働期間は約4カ月間で、企業に最大50万円の開発支援金を支給する。企業にとっては、開発課題の掘り起こしや市民によるテスト利用、行政への試行導入による実績づくり、サービス検証のメリットがある。神戸市ではこれまでに「子育てイベント参加アプリ」や「地域コミュニティ交通の予約システム」の実証開発など、15の課題に取り組んでいる。すでに実証実験が終了した10課題のうち、5課題が本格導入に至った。

 神戸市はこの仕組みの全国展開を目指しており、その第一号として芦屋市が参加を決めた。芦屋市が募集する課題は「デジタルアーカイブを活用した芦屋の歴史文化遺産の魅力発信!」と「気軽に公園レンタル!公園の利活用から新しい公共空間をつくりたい」の2つだ。神戸市は芦屋市に対して企業とのマッチングや進捗管理などのサポートを行う。なお、芦屋市のプロジェクトは試行版であるため、開発支援金は支給されない。

 神戸市と芦屋市の2019年度上半期の公募締め切りは7月5日。8月上旬までに採択企業を決め、11月上旬から実証実験を開始する予定だ。