福岡市は2022年7月から2023年3月まで、子どもの習い事費用を助成する「福岡市子ども習い事応援事業」を実施する。対象は、福岡市在住の生活保護世帯または児童扶養手当受給世帯のうち、小学5年生から中学3年生までの子どもの保護者。文化教室や学習塾などで利用できる子ども1人当たり上限1万円分の電子クーポンを、実施期間中の毎月月初に交付する。

「福岡市子ども習い事応援事業」専用サイトのトップ画面(資料:福岡市)
「福岡市子ども習い事応援事業」専用サイトのトップ画面(資料:福岡市)
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 対象世帯には、同事業の利用案内と専用サイトのログイン情報を6月22日付で郵送済み。対象世帯は専用サイトから利用したい教室を選んで申し込み、電子クーポンを使って習い事費用を支払う。6月24日現在、学習塾、プログラミング、英会話、ピアノ、スポーツなど400近い教室が利用可能となっている(習い事応援事業で利用可能な教室一覧:PDF)。

 電子クーポンの支払い対象は、教室の運営者である「参画事業者」に支払う月謝や入学金、教材費など。参画事業者以外の文具店、書店、スポーツ用品店などに支払う費用は対象外となる。電子クーポンを利用できない世帯向けには、紙のクーポンを別途用意する。

 福岡市は同事業の実施目的を「子どもの将来が、生まれ育った環境に左右されずに、個性や能力を伸ばし自己肯定感を育めるよう、電子クーポンを交付し、習い事の費用を助成します!」(専用サイトより)としている。電子クーポン交付などの運営は、Gigi(福岡市)と日本旅行が福岡市から受託する。

 Gigiは、飲食店メニューの電子食事券を贈るデジタルギフトサービス「ごちめし」などを展開するフードテック企業。同社が出前館とともに提案した、民間企業に寄付を募って子育て世帯に食事や文房具などを無料で提供する「こども未来支援サービス」は、2022年3月に福岡市の実証実験フルサポート事業に採択されている関連記事