大阪府泉南市は7月3日に都市公園「泉南りんくう公園(愛称:SENNAN LONG PARK〔泉南ロングパーク〕)」を開園する。大阪府営「りんくう公園」のうち、泉南市域の未整備用地を府から無償で借り受け、事業者に無償で貸し付ける、独立採算型のPFI事業だ。

アクティビティエリアの施設外観(写真:大和リース)
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エリア配置図(資料:大和リース)
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泉南ロングパークの位置(資料:大和リース)
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 泉南ロングパークのPFI事業用地は、関西国際空港の対岸に位置する。「りんくう南浜海水浴場(タルイサザンビーチ)」と大理石を敷き詰めた「マーブルビーチ」に面し、両端は2つの漁港に接している。

 事業用地の敷地面積は10万7800m2、駐車場台数は967台。アクティビティ・コミュニティ・マルシェ・グランピングの4つのエリアに分けて開発した。「アクティビティエリア」には合宿所、温泉、サッカーグラウンド、アスレチック、3人制バスケットボールコートなどの運動施設を、「コミュニティエリア」には飲食施設、バーベキュー場、公園、オートキャンプ場を設けている。

 事業者が整備した公園施設のうち、市が必須施設として求めた園路や植栽、休憩施設、駐車場、トイレなどは事業終了後に市に施設の所有権を移転するBOT方式。任意施設である飲食施設や運動施設は事業終了後に施設を撤去する BOO方式を採用した。事業期間は2048年度まで。

 市は2017年12月から公募型プロポーザルを実施し、18年5月に大和リースを代表企業とする企業グループを選定、19年3月に契約を締結した。協力企業は旭工建(泉南市)とE-DESIGN(大阪市)。当初は20年4月28日の開園を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開園日を7月3日(6月20日に一部先行開園)に延期した。