大阪市は、長居と舞洲にある2カ所の「障がい者スポーツセンター」の在り方について、民間事業者の意見を求めるためにサウンディング型市場調査を実施する。

 2022年7月11日と12日に説明会(長居障がい者スポーツセンターの施設見学を兼ねる)を、13日に舞洲の施設見学会を実施する。説明会への参加申し込みは7月7日まで。民間事業者との対話は8月23日~25日に実施する。参加申し込みは8月17日まで

長居障がい者スポーツセンターと舞洲障がい者スポーツセンターの概要(出所:大阪市)
長居障がい者スポーツセンターと舞洲障がい者スポーツセンターの概要(出所:大阪市)
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 大阪市は、長居障がい者スポーツセンター(1974年開館)と舞洲障がい者スポーツセンター(1997年開館)の2カ所で、障害者スポーツ振興を通じた障害者の自立と社会参加の促進に取り組んできた。両センターは温水プールや体育室、卓球室、ボウリング室などを備えるスポーツ施設で、舞洲は宿泊・研修施設の機能も持つ。

 このうち、長居障がい者スポーツセンターは老朽化が著しく、2021年11月に建て替えの方向性が決定している。また、両センターともに、現在の指定管理者の指定期間が2026年3月末までであり、指定期間終了後の公募要件についても検討していく必要がある。

 長居については2022年度、外部有識者からなる基本構想検討会議を開催し、施設整備のコンセプト、必要な機能、整備手法、スケジュールなどについて調査や検討を進める。同時に、舞洲障がい者スポーツセンターも含めた2館体制の在り方なども見据え、今後の障がい者スポーツセンターの整備・運営に関する基本的な考え方を取りまとめた「建替基本構想」を策定していく。

 こうした状況を踏まえ、今回のサウンディングで大阪市は、施設の整備・運営への参入意欲、施設のサービス向上と経費縮減につながる整備・運営アイデア、最適な整備・運営手法についての意見と、事業者が市に求める、整備実現に必要な改善策や条例改正などの諸条件について民間の意見を聞きたい意向だ。

 これらに加えて、地域での障害者スポーツの普及や障害者スポーツの実施率向上など、さらなる障害者スポーツの振興を図るための事業などがあれば提案を受け付ける。また、上記以外の整備・運営に関する内容も提案可能だ。