戸田建設は、神奈川県逗子市と共同でワーケーション施設の実証実験を開始した。逗子市が所有する逗子会館の2階、3階の会議室スペースを戸田建設が借用、ワーケーションスペース「ON/OFFice ZUSHI」として運営する。

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「ON/OFFice ZUSHI」の室内(提供:戸田建設)

 逗子市は施設の利用者に対して、逗子海岸や多数のハイキングコースなどのレジャー施設や地元の飲食など、休暇を楽しむためのコンテンツを紹介することで市内の魅力を発信。戸田建設はWi-Fi環境の整備を行うなどの内装のリノベーション工事を実施し、オフィス整備と運営を担当する。

 「ON/OFFice ZUSHI」にはディスプレイやホワイトボード、複合機、シュレッダーなどのオフィス機器のほか冷蔵庫や電子レンジを備え、通常の作業やミーティング、研修などに利用するほか、旅先で仕事をするという働き方を体験できる。

 「ワーケーション」は「仕事(work)」と「休暇(vacation)」を組み合わせた造語。リゾート地などの普段の職場とは異なる場所でリモートワークをしながら休暇取得などを行うことで、仕事と休暇を両立させる働き方として注目されている。テレワークや在宅勤務などによる働き方改革が進む中、企業や従業員が抱える課題と、人口の都心一極集中の影響を受ける地方自治体が抱える課題解決の可能性を探り、さまざまな取り組みが始まっている。

 7月1日~8月31日はモニター利用期間で、利用料は無料。9月1日~翌年6月30日までは一人1日1万円の利用料を想定している。利用は1日1社。部署やプロジェクトチーム単位での利用も受け付けている。

ワーケーションの利用イメージ。図中「逗子会館」が「ON/OFFice ZUSHI」に相当する(出所:戸田建設)
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