松江市では、2020年7月26日まで白潟公園と岸公園の2カ所で水辺利活用の社会実験「ヒトツソラノシタ・プロジェクト」を実施している。水辺の公共空間の利活用推進と飲食事業者の支援を目的として、期間中はミズベリング松江協議会(事務局:松江市大橋川治水事業推進課)が2つの公園を一括して占用。1公園あたり2~3店舗を目安に、市内を中心とするキッチンカー事業者が出店する。

出店場所(資料:松江市)
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出店時に掲示する「感染予防がんばる宣言」の宣言書(資料:松江市)
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 市は社会実験として、良好な景観を有する水辺の公共空間について民間事業者が日常的に商利用できる場であるかどうかについての可能性を調査する。出店後に事業者から提出される報告書の内容(メニューや売上金額等)をベースに、天気や風向・風速などの気象条件を加味しながら検証を行う予定だ。

 出店事業者は「3密」回避のための対人距離の確保等の感染対策を講じながら、営業を行う。市は出店に際し、事業主が市指定の感染対策セミナーを受講すること、市が展開する「感染予防がんばる宣言」への登録・宣言書の掲示を行うことなどを条件とした。

 市では今年3月に「宍道湖・大橋川かわまちづくり計画」を策定。水辺空間の利活用の促進と周辺エリアの活性化を図っている。今回の実験結果の検証を行い、今後、他の河川敷などの公共空間も含めて利活用を行う事業者の公募を行う予定だ。