高松市は、高松競輪場の再整備にあたり、サウンディング型市場調査を行う。参加申し込みは7月5日~15日まで受け付け、7月27日~29日に個別対話を実施。終了後に結果を公表する。

整備イメージ(資料:高松市)
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既存施設の概要(資料:高松市)
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 高松市では、老朽化した競輪場施設の耐震改修等の安全対策や施設のコンパクト化について検討してきた。その余剰地については、サイクリストや女性、家族連れが気軽に訪れることのできる施設の整備を目指し、民間事業者との連携の可能性を探る。

 高松競輪場は1950年に設置され、敷地面積は約8万5255m2。レジャーの多様化などにより、年間の入場者数は1991年度の35万8000人をピークに、2019年度は3万7000人まで減少している。施設の老朽化や耐震性の課題もあることから、市では委員会を設置して今後のあり方を検討。安全対策を行った上で、競輪事業を当分の間存続することを決め、再整備の方針を打ち出した。

 整備のコンセプトは「誰でも気軽に訪れることのできる魅力ある施設整備」。老朽化した西スタンド等の撤去や耐震改修等の安全対策を行い、競輪施設をコンパクト化。余剰地には、各種イベントが開催できる環境と、サイクルスポーツ・ツーリズムの拠点となる環境を整備する。

 対話では、余剰地の活用可能性と想定用途、活用に係る条件、高松競輪場再整備との一体事業の可能性などについて話を聞く。市では、次の可能性を含めた提案を期待している。

  • 市民の自転車文化を創造し、その拠点となる施設
  • サイクリングツーリズムの出発点、経由地となる施設
  • 自転車を中心としたイベントが開催できる施設
  • 地域の子どもの居場所となる環境
  • 未来のサイクリストを育成できる環境
  • 自転車競技の魅力を発信できる環境
  • 中心市街地への回遊性等の創出により、賑わいの相乗効果が見込める用途や仕組み