周辺地図(左が広域、右が狭域)。アクセスは伊豆急下田駅からタクシーで6分、徒歩20分程度(資料:下田市、三菱地所)
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 三菱地所は2021年7月1日、ワーケーションオフィス「WORK×ation Site 伊豆下田」を静岡県下田市に開業した。ワ―ケーションとは「ワーク(Work)」と「バケーション(Vacation)」を組み合わせた造語で、リゾート地などで休暇を兼ねてリモートワークを行うワークスタイルを意味する。ワーケーションオフィスの建物として、下田市の指定文化財「下田御番所跡」に建つ旧樋村医院をリノベーションしたものを利用する。

WORK×ation Site 伊豆下田の外観(写真:三菱地所)
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WORK×ation Site 伊豆下田の2階執務室(写真:三菱地所)
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 三菱地所は同オフィスの開業に当たり、下田市と施設の開設・運営についての包括協定を締結。ワーケーションオフィスとなる旧樋村医院の土地・建物は下田市が所有しており、三菱地所は「市の規定に従って」(下田市産業振興課)その利用料を下田市に支払う。開業に先立つ2021年5月と6月には下田市の協力の下、利用企業や滞在者に食材デリバリー、宿泊などのサービスを提供する地元企業を対象に、同オフィスの内覧会を開催した。

 WORK×ation Site 伊豆下田の建物は、鉄筋コンクリート造・地上3階建て、延床面積275m2。1階と2階それぞれに約60m2、収容人員最大25人の執務室があり、1執務室または1棟(2執務室)単位で貸し出す。フリーWi-Fi、プロジェクター、ホワイトボードなどの設備が用意されており、開館時間は9:00~18:00。料金は1執務室あたり1日10万円(税別、以下同)で、アーリー利用(7:00~9:00)には1万円、夜間延長利用(18:00~21:00)には2万円の追加料金が発生する。バーベキュースペースとして利用できる広さ約180m2の専用庭もある。

 下田市は新型コロナ感染拡大前の2019年からワ―ケーションの受け入れ先となるための取り組みを進めており、ワーケーション推進の官民連携組織「下田ワーケーション研究会」を設立している(下田市ワーケーションWebサイト「下田deワーケーション!」)。三菱地所も2018年8月からワ―ケーション事業を展開しており、WORK×ation Site 伊豆下田は同社にとって、2019年5月開業の和歌山県・南紀白浜、2020年7月開業の長野県・軽井沢、2021年5月開業の静岡県・熱海に続く4番目のワ―ケーションオフィスになる(三菱地所WORK×ation Siteホームページ)。