糸島市運動公園に整備する多目的体育館の完成予想パース(資料:糸島市)
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内観透視図(メインアリーナ)(資料:糸島市)
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整備後の配置図(資料:糸島市)
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 福岡県糸島市は、DBO方式で新たに整備する糸島市運動公園について、事業者に選定された合人社計画研究所を代表とする企業グループと事業契約を締結した。契約金額は57億6957万2865円(消費税込み)。供用開始は2023年7月の予定で、事業期間は38年3月31日まで。

 糸島市運動公園は、市中心部の南にある「雷山運動広場」とその周辺約5万8000m2の敷地に整備する。計画では、延べ床面積約7600m2の多目的体育館、屋外運動施設として約2400m2のフットサル兼テニスコートと約7500m2の運動広場、芝生広場や遊具を設置する憩いの広場のほか、臨時駐車場を兼ねる多目的スペース、倉庫、防災用設備などを設ける計画だ。多目的体育館は、バスケットコート2面と最大約810席の観覧席からなるメインアリーナのほか、サブアリーナ、武道場、トレーニング室、ランニング走路、カフェスペース、災害備蓄庫などからなる。

 市は、19年12月から入札手続きを開始し、書類審査とヒアリングを経て、20年3月に合人社計画研究所らのグループを事業者に選定した。応募は同グループのみだった。グループは同社のほか、梓設計、アービカルネット、清水建設、へいせい、松吉建設、合人社エンジニアリング、ファイブの計8社で構成される。事業者は、設計・施工を行った後、市に所有権を移転したうで、指定管理者として維持管理・運営業務を担う。

契約のスキーム図(資料:糸島市)
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 糸島市は10年1月に、前原市、二丈町、志摩町が合併して誕生した。旧1市2町の運動施設や公園を引き継いだが、人口規模に応じた施設の必要性の高まりや防災拠点の整備が必要だったことから、運動機能、交流機能、防災機能を持つ新たな運動公園の整備に向けた取り組みを進めてきた。