南新地地区の位置(資料:荒尾市)
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土地区画整理事業後の土地利用イメージ(資料:荒尾市)
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 熊本県荒尾市は、荒尾競馬場跡に整備する「南新地地区ウェルネス拠点」の基本構想(案)について、市民、市内に通勤・通学する人、事務所や事業所を持つ人たちからのパブリックコメントを募集している。意見募集期間は2019年7月8日から8月7日まで。

 2011年に競馬開催を廃止した荒尾競馬場の跡地はJR荒尾駅の近くにある。南新地地区ウェルネス拠点基本構想(案)は、その跡地一帯の土地区画整理事業に合わせて作成されたもので、地区内に集合住宅や道の駅、保健・福祉・子育て支援施設などを整備し、これらを連携させることで「荒尾ならでのはウェルネス拠点」を目指すとしている。

 荒尾市が南新地地区ウェルネス拠点への訪問を期待するメインターゲットは「20~30代の女性(特に子育て世代)」。これは荒尾市が移住/定住を期待するターゲットである「20~30代の女性と男性(特に子育て世代)」と重なっている。ウェルネス拠点整備の背景には、20~30代の子育て世代が訪問したくなるような魅力を高めることで、「荒尾市に移住したい/住み続けたい」と考える人を増やす狙いがある。

 基本構想(案)では、道の駅の具体的な施設として、海の見えるテラスで有明海の海産物を提供するレストランや、生産者の顔が見える地元食材を扱うスーパーなどを挙げている。インスタ映えする非日常的なレストランによるソーシャルメディアの宣伝効果とともに、訪問者がお土産として購入したくなる地元食材やオリジナル商品のブランド展開を見込む。子育て関連施設の候補には、どんな天候でも子供を遊ばせられる屋内アミューズメント施設や託児所、図書館などを挙げている。

 基本構想(案)の意見提出先は荒尾市の都市計画課区画整理係。提出された意見は、荒尾市のホームページのほか、市役所情報公開コーナー、市民サービスセンター、中央公民館などで閲覧できる。