山口県下関市は2021年6月30日、下関市新総合体育館整備事業の事業者について、三菱HCキャピタル(東京都千代田区)を代表企業とするコンソーシアムが設立した特別目的会社(SPC)、「あすも下関」と契約を締結した。

 この事業はBTO方式のPFI事業として、あすも下関が設計・建設を行った後に所有権を市に移転し、運営・維持管理などの業務を市からあすも下関に委託する。契約金額は92億8377万3497円(消費税等含む)で、期間は2021年6月30日から2049年3月31日まで。下関運動公園内の旧体育館と相撲場を撤去・解体し、新体育館と約600台分の駐車場を新設、庭球場を増設する。

下関市新総合体育館の外観イメージ(資料:下関市)
下関市新総合体育館の外観イメージ(資料:下関市)
[画像のクリックで拡大表示]
メインアリーナの内観イメージ(資料:下関市)
メインアリーナの内観イメージ(資料:下関市)
[画像のクリックで拡大表示]
施設配置図(資料:下関市)
施設配置図(資料:下関市)
[画像のクリックで拡大表示]

 これまで様々な競技大会の会場として活用されてきた既存の下関市体育館は、建設から50年以上が経過。老朽化に加え、新耐震基準を満たしておらず、利用者の安全性やバリアフリー面の懸念があった。また、豪雨などの自然災害に備えた防災拠点としての整備も必要であることから、下関市は2019年3月に「新総合体育館基本構想」を、2020年2月に「新総合体育館基本計画」を策定した。新総合体育館は、新耐震基準への対応や防災拠点としての整備だけでなく、メインアリーナ(3200m2、バスケットボールコート3面)や多目的ホール(1200m2、バスケットボールコート1面)を備え、スポーツ大会や大規模イベントの会場となり得る体育館として整備を行う。

 コンソーシアムの構成メンバーはと役割分担は以下の通り。

  • 三菱HCキャピタル:統括管理、ファイナンシャル・アドバイザリー
  • 大成建設、梓設計:設計
  • 大成建設、寿工務店、長野工務店:建設
  • 梓設計:工事監理
  • 太平ビルサービス:維持管理
  • 美津濃、ミズノスポーツサービス:運営