福岡県行橋市は、東九州自動車道・今川パーキングエリア隣接地に官民連携による交流拠点整備を目指すサウンディング型市場調査を実施している。参加申し込み期間は7月31日まで。8月1日~23日に個別ヒアリングを行い、9月下旬に結果概要を公表する予定だ。

 今川PAは利用客の多い九州自動車道古賀サービスエリアと東九州自動車道別府湾サービスエリアの中間点に位置する。上下線ともスマートインターチェンジが設置され、一般道への出入り口「ウェルカムゲート」があるため、歩行者を含む高速道路利用者以外もPA内の施設を利用できる。現在は駐車場・トイレのほか、コンビニエンスストア、ガソリンスタンドが設置されている。面積は約1万7000m2とサービスエリア並みに広い。市はこのPAの隣接地域を交流拠点の整備候補地として検討中だ。

 市は2017年に市民や学識経験者のほか、国土交通省、福岡県、NEXCO西日本が参加する今川PA活用事業基本構想策定委員会を設立。基本構想段階でサウンディング調査や市民ワークショップ、検討会議を重ね、18年3月に基本構想をまとめた。

 この中で、今川PAとJR行橋駅を「ダブルゲートウェイ」に位置付け、今川PA交流拠点の事業コンセプトを「訪れる人すべてに豊かな時間と空間を提供するエントランス・ガーデン」とした。必要な機能に「Relaxation(休息・くつろぎ機能)「Recreation(賑わい機能)」「 Refreshment(飲食機能)」の「3つのR」を挙げている。官民連携の事業手法については、今回、改めてサウンディング調査を実施し、その結果などを踏まえて検討を進める。なお、現時点で市は事業用地を取得していないため、調査対象の「事業概要書」は参加者にのみ提供するという。