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鹿沼市が山荘の利活用について提案募集、2019年度から活用予定

サウンディング型市場調査と民間提案制度を連動

山田 雅子=ライター【2018.7.19】

サウンディング型市場調査の民間提案制度への移行イメージ(資料:鹿沼市)
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民間提案制度における提案検討の大まかな流れ(資料:鹿沼市)
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あわ野山荘周辺案内図(資料:鹿沼市)
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山荘配置図(資料:鹿沼市)
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 栃木県鹿沼市は、市内の前日光県立自然公園内にある宿泊施設、台東区あわ野山荘の利活用について、民間事業者からアイデアを求めるサウンディング型の市場調査を実施する。市場性や事業可能性を探るだけでなく、有益で実現性の高いアイデアが出された場合は、「鹿沼市公共施設等民間提案制度」に基づいて提案がされたとみなし、事業化に向けた具体的な検討を進めていく。

 施設は、東京都台東区が社会教育施設として開設・使用してきたが、8月末に閉館し、鹿沼市に譲渡されることになった。鹿沼市は、2019年度から新たに観光施設として活用することを決定し、より効果的、効率的な活用を図るために、民間事業者のアイデアを募ることにした。

 調査は8月29日から9月7日の期間に実施する。参加希望者は8月15日までに申し込む。調査の結果は、9月下旬に概要を市のウェブサイトで公表予定だ。8月2日と8日には、説明会兼現地見学会を開催する。申し込みは7月27日まで。

 施設はJR鹿沼駅からバスで70分、東武新鹿沼駅からバスで35分の場所に位置する。敷地の広さは1万1402m2。ここに木造2階建て、延べ床面積634m2の規模で、宿泊室5室と食堂や浴室などを備えた山荘と、定員6~8名のログハウス3棟、屋外炊飯場などが立っている。山荘は2002年築、ログハウスは1991年と1993年に建設され、いずれも維持管理状態は良好だという。そのほか、テント場とテニスコートもある。テニスコートは、維持管理が難しいことから、今年度中の撤去を予定している。撤去後の利用方法も検討中だ。

 市は、前日光県立自然公園内に立地するこの施設を、隣接する市営の温泉施設、前日光つつじの湯交流館とともに活用し、前日光エリアの魅力向上に資する地域の宿泊拠点とする考えだ。民間活力の導入にあたり、市は賃貸借を想定しているが、それ以外のスキームについての提案も歓迎している。調査では、建物の活用の可能性と施設を拠点としたサービスについて意見を求める。特に地域の魅力向上に向けた取り組み、あわ野山荘の活用方法、施設全体の効率的な運営に関するアイデアについて聞く。また、中長期的には隣接するつつじの湯交流館についても、民間活力の導入を検討しているため、同施設との連携や活用方法についても意見を求めている。

 なお、施設活用にあたり、課題となっているのが働き手の確保だ。高齢化や周辺地域の人口減少により、地元から働き手を見つけることは難しい状況にある。台東区は、週末に合わせて開館し、朝食・夕食の提供と施設の清掃、宿直を管理人2名と臨時職員3名で実施していた。鹿沼市では、つつじの湯交流館の開館日(火曜日休館)に合わせた運営体制を望んでいるが、それにあった人員確保が困難な状況だ。提案の際は、このような課題も踏まえる必要がある。

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