道の駅の整備予定地(資料:海南市)
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想定スケジュール(資料:海南市)
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施設配置例(資料:海南市)
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 和歌山県海南市は、計画中の道の駅の「活用事業者」を公募する。施設の設計に先立って、オープン後の運営(指定管理者)を想定する民間事業者を活用事業者として選定し、事業者からの提案を設計に反映させる。これにより、魅力的で効率的な計画・運営につなげる狙いだ。

 選定された事業者は市とともに設計・運営計画に携わり、市議会の議決を経て指定管理者となる。指定管理期間は5年間だ。

 応募の仮登録は8月9日まで、応募書類の受け付けは9月2日~13日まで。10月上旬にプレゼンテーションを行い、10月下旬に覚え書きを締結する予定だ。2022年度の道の駅開業を目指す。

 市が計画している道の駅は下津町小南地区に位置する。国道42号に面し、国が整備中の有田海南道路にも接道する予定だ。市は2019年3月に「海南市道の駅整備基本計画」を作成し、目標に「観光客等が増え、地元産品を消費することで経済が活性化する」、「道の駅を通じて住民同士、観光客と地域が交流することで人々が元気になる」、「道の駅を通じて、 地域の認知度やブランド力が高まる」の3つを挙げ、コンセプトを「みかんとお菓子の郷しもつ」と定めた。

 道の駅の予定敷地面積は約1万6000m2で、工事着手までに市が取得する。うち、駐車場、情報提供施設、トイレを除く約9100m2に、市が地域振興施設を整備する。基本計画は、施設の機能に、地元特産品の展示販売や約150席のレストラン・カフェ、交流スペースなどを求めている。

 今回の公募型プロポーザルでは、基本計画を踏まえた上で、導入機能や集客目標などの基本方針、「空間イメージ」「商品・サービスイメージ」「お菓子に関する取り組み」の具体戦略、地域活性化への貢献策、収支計画などの提案が求められている。目標は年間のレジ通過者数25万人以上、売り上げ2.5億円以上と設定されている。