公園予定地の位置図(資料:伊豆の国市)
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目指す未来像(目標像)(資料:伊豆の国市)
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 静岡県伊豆の国市は、国土交通省の「かわまちづくり支援制度」を活用し、市内を流れる狩野川の河川敷沿い・神島地域に市民や来訪者の憩いの場となる新たな都市公園の整備を予定しているサウンディング型市場調査を実施する。調査(対話)は8月23日から8月27日の期間に実施。参加申し込みは7月30日まで。事前質問を7月21日まで受け付けている。

 市では公募設置管理制度(Park-PFI)の活用を検討しており、今回の調査は2022年4月に公表予定の公募設置等指針策定の参考にする。

 新たに整備する公園は、狩野川神島公園(仮称・約17万m2)。2022年4月に公募設置等指針を公表、7月下旬に設置等予定者の選定を行い、2023年10月に供用開始予定だ。

市では事前に公募設置等指針(案)を公表しており、同案を踏まえた上で、(1)全体計画、(2)公募対象公園施設に関する計画、(3)特定公園施設の整備に関する計画、(4)施設の管理運営計画および指定管理者制度についての提案を求めている。指針案では次の4点を整備の基本方針に挙げている。

・狩野川の原風景を再生する水辺空間の整備
・地域イベント、遊び体験ができる機能の整備
・人々が集まり、憩い、職を楽しめる機能の整備
・サイクリング利用者の駐輪・休憩スペースや案内看板などの整備

 公募対象公園施設は、公園利用者やサイクリストが憩い、滞在できる拠点として公園の魅力向上に資する収益施設を想定しており、カフェやレストランなどの飲食機能を必須とする。特定公園施設は、管理事務所、芝生広場(広さ1800m2程度)、ドッグラン(1000m2程度)、多目的広場(2700m2程度)、駐車場(4200m2程度)、ベンチの整備を求めている。特定公園施設の建設に要する費用は、公募対象公園施設および事業者が任意で設置する利便増進施設(駐輪場、看板・広告塔)から見込まれる収益と、市の負担額で賄うものとし、市は負担費用の上限として4500万円(消費税を含む)を提示している。

 事業者が担う業務は、公募対象公園施設の設置と管理運営、特定公園施設の設計・建設・市への譲渡、特定公園施設を含む公園全体の指定管理者制度による管理運営、利便増進施設の設置と管理運営の各業務だ。維持管理・運営に関して市は、「維持管理・運営に係る業務仕様書(案)」も公開している。公園施設の管理運営費用は、市が支払う指定管理料と公募対象公園施設からの収益で賄うが、市が支払う指定管理料の上限額は、業務内容を協議の上、決定する。事業期間は20年間だ。