国土交通省は、まちづくり分野への成果連動型民間委託契約方式(PFS)またはソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)の導入を検討する自治体を募集する。採択された1団体(複数団体での申請も可能)に対し、コンサルタントなどの専門家を派遣し、案件形成を支援する。応募締め切りは8月19日12時。9月上旬に採択し、9月~来年2月下旬に支援を実施する。

  応募には、2023年度以降の実施を想定したPFS・SIB事業の企画提案書の提出が必要だ。事業名・実施地域・期間・金額・事業概要などの記入欄を設けた様式があり、事業の目的・手法も例示されている。また、20年度の支援対象に採択され、21年度に全国初のまちづくり分野におけるSIBとして事業化された前橋市のアーバンデザイン推進事業を参考例として挙げている。また、7月13日にオンライン説明会を実施しており、アーカイブ動画を配信予定だ。

国交省が例示する事業の目的(左)と手法(右)(出所:国土交通省)
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国交省が例示する事業の目的(左)と手法(右)(出所:国土交通省)
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国交省が例示する事業の目的(左)と手法(右)(出所:国土交通省)
前橋市が行うSIBを活用したまちづくり事業の概要(出所:国土交通省)
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前橋市が行うSIBを活用したまちづくり事業の概要(出所:国土交通省)

 支援は、国土交通省が委託する有限責任監査法人トーマツまたはトーマツが指定する専門家などが助言を行うもの。助言に伴う人件費などの費用負担は発生しない。助言の項目は「地域課題の洗い出し、及び課題解決に資する事業の実施についての検討」「成果指標・支払基準・財源確保・成果の評価方法・資金調達方法についての検討」「支援対象事業の選定に際する募集要項・ 契約書の作成」など。