現在3つの路線で運行している広陵元気号(資料:広陵町)
現在3つの路線で運行している広陵元気号(資料:広陵町)
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 奈良県北葛城郡広陵町は、コミュニティバス運行の見直しに伴うMaaSの取り組みについて、サウンディング型市場調査を実施する。調査の参加申し込み期限は8月10日。8月26日、30日に対話を行い9月上旬に結果を公表する。実証運行計画を10月末までに策定し、2023年4月から試行運行、10月の運行再編を予定している。

 広陵町は、現在3路線を定時定路線で運行しているコミュニティバス「広陵元気号」のうち、支線2路線を自家用有償旅客運送(市町村有償運送)に変更する計画だ。これに伴い、AI予約システムなどを活用した運行方法を検討している。

現況の地域公共交通ネットワーク(資料:広陵町)
現況の地域公共交通ネットワーク(資料:広陵町)
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 主な調査項目は「町にフィットしたMaaSの取組展開」「イニシャルコストのあり方及び削減の方策」「維持管理コストの最小化の方策」提案内容に基づく概算費用」「 AI予約システム等の概要及び運用方法」「 既にAI予約システム等を導入している自治体等における運用面での課題(利用者・運行受託者・自治体等)」「付加価値として提案可能な業務」「契約締結までのスケジュール、業務期間及び履行体制の考え方」「公募時に開示して欲しい資料等」「受託に当たり、現段階で町に要望する事項等」。

 対話にあたってすべての項目に回答しなくてもかまわない。参加事業者はプロポーザル審査において加点対象とする。広陵町は、この調査によってAI予約システム導入の予算上限額を決定する予定だ。