カメラの設置位置(出所、セーフィー)
カメラの設置位置(出所、セーフィー)
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防犯カメラを設置した逗子海水浴場。スピーカーの下に防犯カメラが設置されている(出所、セーフィー)
防犯カメラを設置した逗子海水浴場。スピーカーの下に防犯カメラが設置されている(出所、セーフィー)
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Twitterに遊泳状況と混雑状況が配信される(出所、逗子市)
Twitterに遊泳状況と混雑状況が配信される(出所、逗子市)
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 クラウド録画サービスのセーフィー(東京都品川区)は、神奈川県逗子市と協働して、逗子市新宿にある逗子海水浴場の防犯対策と感染防止のための実証実験を行っている。映像データを活用することで海水浴場の防犯に役立てるほか、混雑状況を可視化し、海水浴客がコロナ禍で密集を避けながら安全・快適に過ごせるようにするための試行的な取り組みだ。海水浴場の開設期間に合わせ、7月1日から9月4日までの予定。

 逗子海水浴場の砂浜は長さ600メートルほどあり、2019年度の開設時には2カ月間で30万人以上が利用した。これは逗子市の人口の約6倍で、国内でも有数の海水浴場として知られる。2020年の開設は断念したものの、2022年度は昨年度に引き続き開設している。

 今回、セーフィーが費用を全額負担し、8台のクラウド型の防犯カメラを設置し、映像解析人工知能(AI)を活用して混雑状況を可視化することにした。入り口付近に死角が生じたため、カメラをもう一度1台追加する予定だ。

 カメラを設置することで犯罪抑止効果が期待できるうえ、何かトラブルが生じた場合、警察の照会に対して情報提供する。また、カメラの映像を逗子市役所など遠隔で確認して混雑状況を把握する。映像解析AIを用いて混雑状況が可視化され、それに基づいてツイッターに遊泳状況と混雑状況を配信する。

 個人を特定できる映像データは、上記の解析以外では利用せず、利用状況測定後の保存期限(2022年9月18日)までに削除する。人流解析に関わる統計情報は、事後検証の目的で一定期間保持し、削除予定だという。今回の取り組みについてセーフィーはSDGsのゴールのうち、特に「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」「11.住み続けられるまちづくりを」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献するとしている。