ISOU PROJECTのサービス概要
(出所:TIS)
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「メガソーラービジネス」2019年7月25日付の記事より

 TISとINDETAIL(札幌市)は7月17日、再生可能エネルギーと電気自動車(EV)、ブロックチェーン技術を活用することで過疎地域の次世代交通・エネルギー問題の解決を目指す「ISOU PROJECT(イソウ・プロジェクト)」について、第1弾の実証実験を北海道厚沢部町で実施すると発表した。

 実証実験では、日産自動車のEV「NISSAN E-NV200」(7人乗りワゴン)を2台導入し、地元住民向け移送サービスを提供する。乗車時には仮想通貨(ISOUコイン)を利用し、発券端末やスマートフォン向けアプリ、ICカードなどを無償で貸し出し提供する。EVの充電には、厚沢部町の既存施設である充電スタンドや太陽光パネルなどを活用し、再エネの地産地消に向け検証・検討する。

 実施期間は8月19日~30日。目標利用率は30%以上で、同サービスモデルが過疎地域の住民に理解され、ニーズがあるか、確認する。また、同サービスモデルを本格展開した時に想定される課題の抽出、既存移送サービスとの比較・切り替え検討やエネルギー観点での実現性などを検証する。また、現地視察を実施し、他の自治体でのニーズを探る。

 ISOU PROJECTは、過疎高齢化の進む自治体向けに「社会インフラと環境において持続可能な社会を創造する」ための支援プロジェクト。地元の再エネを活用してEVによる公共交通インフラを構築する。また、地域通貨(仮想通貨)の発行・管理や100%地産地消を目指すエネルギー管理システムなど、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)プラットフォームの提供を目指す。

この記事のURL https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/news/073101246/