神奈川県横浜市は、山下公園レストハウスを利活用する事業者の公募に向けて、サウンディング型市場調査を実施する。現在、参加申し込みを受付中だ(8月24日まで)。対話は8月5日から26日にかけて横浜市役所で1時間程度実施する。希望者には書面参加やWEB会議システムによる対話も受け付ける。

今回は1回目として利活用のアイデアを聞き、その結果を踏まえて具体的な公募条件を検討した上で2020年度中に2回目の対話を行い、2021年度に事業者を公募する予定だ。

事業者選定までのプロセス(資料:横浜市)
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 山下公園は、みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩3分、横浜港の海岸沿いにある7万4121m2の風致公園。平屋建てのレストハウスは約445m2で、公園の西側に位置する。現在は売店を備えた休憩所およびトイレの管理運営を事業者が行っている。現行事業者に対する管理許可期間は2020年10月31日までの予定となっている。

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山下公園とレストハウスの位置(左)とレストハウスの平面図(上)(資料:横浜市)
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 今回のサウンディングでは、既存のレストハウスの建物の利活用についてアイデアを聞く。市では以下のような対話項目を挙げている。

・山下公園の立地特性や魅力
・レストハウス利活用のコンセプト
・レストハウスの利活用の方法
・周辺園地の利活用の方法
・公園管理への関わり方
・事業期間の想定
・「新しい生活様式」を見据えた利用の仕方などの工夫
・市内事業者の活用
・利活用にあたっての公園管理者(市)への要望

 レストハウスは周辺園地と一体の利活用も可能で、事業者はレストハウスと周辺園地の使用料を市に支払う。使用料は、レストハウスが4040円/月/m2、周辺園地が472円/月/m2(営業区域以外は全額減免・過去の公募時)。なお、横浜市は現時点で想定する利活用のイメージとして、緑と花に囲まれた室内空間でのサービス、自然を生かしたフラワーアレンジメントなどの教室、港に面した立地を生かした飲食店、雨の日でも子連れで過ごせるサービスなどを挙げている。