奈良市は、10月2日(日曜日)の午後、市内の右京三丁目1号街区公園(通称ピエロ公園)にて、高校生が自分で考えた店を出すイベント「未来のおとながつくる!パークマーケット」を実施する。高校生が、マーケットの運営から出店までを自分たちで手がけるという企画で、自分のアイデアでサービスを考え、店を経営することに挑戦したい高校生、高専生を対象に5名の出店者を募集する。現在、エントリーを受付中だ。エントリーは、専用のフォームからプレエントリーをした後、オンライン説明会に参加または説明会動画を視聴し、その上で本エントリーへ進む流れとなる。本エントリーは8月12日まで。

「未来のおとながつくる!パークマーケット」のチラシ(出所:奈良市)
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「未来のおとながつくる!パークマーケット」のチラシ(出所:奈良市)

 出店にあたり、店は「飲食」(カフェ、お菓子屋など)、「物販」(古着屋、古本屋など)、「何かを教える教室」(英会話、楽器、パソコンなど)の3つから、自分のやりたいものを選び、内容を考える。実施上のルールとして、イベント実施日に会場の公園内でサービス提供を行うこと、提供するサービスの内容は奈良市トライアル・サウンディング・パークマーケット運営委員会と事前協議の上で決定すること、運営委員会に収支報告を提示することなどが定められている。運営サイドからは、店の経営のやりかたのレクチャー、テントやテーブルなどの什器のサポート、必要に応じて初期費用の貸し出しの3点のサポートがある。

 出店までのプロセスは、プレエントリー、オンライン説明会を経て本エントリー後、2回のガイダンスに参加し、前日(10月1日)に準備を行った上で、当日(10月2日)を迎える流れになる。当日は、13時から17時にパークマーケットを開催。その後、18時から19時に後夜祭を予定する。2回のガイダンスの内容はビジネス研修で、日程は8月28日(13時~18時)と9月18日(13時~18時)。両日とも参加する必要がある。

 応募できるのは、奈良県に在住、または通学している高校生・高専生で、グループでの応募も可能だ。ただし、代表経営者を1人決める必要がある。事前に保護者の了承も得ておく。上記の日程にすべて参加することも応募条件となっている。

 奈良市では、公民連携で都市公園などを柔軟に使いこなす新たな発想や仕組みを取り入れ、個性と魅力ある公園空間を創出するために、これまでに公園活用ワークショップの成果をトライアル・サウンディングの枠組みで実践する取り組みなどを実施している(関連記事)。5月に実施したワークショップ「PARK LIFE LABO」で結成された運営委員会が今回の企画をサポートする。運営委員会は、まずは気軽にプレエントリーしてほしいと呼びかけている。