山形県はJR東日本と連携し、2021年10月1日に「とれいゆつばさ」を活用した「やまがたワーケーション新幹線」の運行を計画、8月3日にツアー商品の発売を開始した。「ホテルメトロポリタン山形」に宿泊する山形1泊2日コースと、「天童温泉 湯坊いちらく」に宿泊する天童1泊2日コースがあり、募集人員は各20人。費用は2万7800円〜4万1300円。上野駅を11時に出発大宮駅、米沢駅、山形駅、などに停車する。びゅうトラベルサービス「日本の旅、鉄道の旅」サイト限定で申込を受け付けている。

新幹線初のリゾート列車「とれいゆ つばさ」(資料:JR東日本)
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行程概要(資料:山形県)
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 列車名は「やまがたワーケーション新幹線」。新幹線初のリゾート列車「とれいゆ つばさ」の車両を臨時列車として使用している。専用Wi-Fiや広い机など、快適なビジネス環境で仕事をすることができる仕様だ。また、休憩時間には「とれいゆ つばさ」内に設置された足湯でリラックスしたり、「湯上りラウンジ」で山形のフルーツジュースを楽しんだりすることができる。山形県がJR東日本にアイデアを持ち込み実現した企画だという。

 また、今回のツアー参加者には、オフィス空間のように快適に働けるツールとして、レノボが提供するモバイルバッテリー、KDDIが提供するWi-Fiルーター、ヤマハが提供するスピーチプライバシーシステム(車両内で「情報マスキング音」を流すことにより、周囲への会話漏れを軽減する)が準備されている。山形に到着後は、山形市内にあるワーキングスペースなどで仕事をすることもでき、県内の観光を楽しめる。

 山形県では、すでに県内所在企業企業の研修パックの募集を行っており、このワーケーション新幹線ツアーをテストケースとして捉え、今後の事業に活かす考えである。