大阪府四條畷市は2019年8月2日、住民票の写しの交付請求をオンラインで受け付ける実証実験を全国で初めて開始したと発表した。請求者は専用サイト「Grafferフォーム 住民票請求 四條畷市公式版」にオンラインで住民票を請求し、クレジットカードで手数料を支払い、郵送で住民票の写しを受け取る。

 実験は電子申請システムなどの行政向けインフラを手掛けるグラファー(東京都渋谷区)との連携で実施しており、専用サイトはグラファーが運営する「Grafferフォーム」を利用する。四條畷市の公式ホームページにも、専用サイトへのリンクを用意する。

スマートフォンからの専用サイト操作画面(資料:四條畷市)
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 四條畷市では現在、住民票の写しを入手するためには市の担当窓口に出向くか、郵送で請求する必要がある。郵送の請求は、交付請求書、運転免許所の写しなどの本人確認書類、手数料分の定額小為替、切手を貼った返信用封筒を同封して、市の担当窓口に郵送しなければならない。担当窓口の側でも、郵送書類の開封や定額小為替の換金などの手間が発生する。四條畷市はオンラインの交付請求によってこれらの手間を不要にすることで、住民の利便性向上、職員の業務効率化や働き方改革につながることを期待しているという。

 今回の実証実験は本人請求の住民票交付請求だけを対象としているが、四條畷市では今後、オンライン申し込みの用途を拡大し、住民票以外の証明書への対応も検討していくとしている。