現在の橘ふれあい公園(提供:香取市)
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 香取市は、旧山田町にある橘ふれあい公園の整備・管理運営事業者について公募型プロポーザルを実施する。事業方式は設計・工事監理・建設業務及び維持管理・運営業務を事業期間を通して一括して事業者に委託するDBO(Design Build Operate)方式。

 募集要項などに関する質問の受付は8月21日まで。参加表明書の提出は10月26日から30日。11月の資格審査および意見交換を経て、2021年1月7日、8日に提案書を受け付ける。その後、3月に優先交渉権者を決定、基本協定を締結する予定。2023年3月末までに施設整備を完了し、市に引き渡すことが求められている。事業期間は2042年3月末日まで。

公園内の施設位置図(提供:香取市)
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整備施設の概要
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 橘ふれあい公園の敷地面積は3万1369m2。整備の基本方針は、驚きと感動をもたらす新しい橘の景を創出、地域創生の場づくり、環境資産の継承から創造へ、「香取ライフ」の魅力向上の4つ。事業者による新設が求められているのはパークゴルフ場、バーベキュー場やキャンプサイトなどを備えたアウトドアゾーン、多目的広場などや一部の駐車場。体験学習施設については維持管理および運営、憩いの森、遊歩道の維持管理を行う。事業者が独自に施設を設置し、活用する自主事業は提案も含め任意としている。

 事業者の収入は体験学習施設、パークゴルフ場、アウトドアゾーンの利用料金と市のサービス対価、自主事業による収入となる。市のサービス対価の事業全体の上限は16億1913万4000 円(消費税及び地方消費税の額を含まない)。優先交渉権者の選定は、市が設置した選定委員会が実施。提案加点審査と価格審査は8対2の配点としている。

 橘ふれあい公園は、合併前の旧山田町で「牧野の森整備構想」の一環として整備が進められていた。2006年の合併時の「新市建設計画」の重要施策の一つとして、香取市が整備を引き継いでいる。市は今回の橘ふれあい公園整備・管理運営事業によって、市内外の利用者の交流や幅広い年齢の利用者による世代間の交流を促進するほか、子育て世代の支援や市民の健康福祉にもつながると重視している。