みうらレンタサイクル運営協議会が運営しているレンタサイクル
[画像のクリックで拡大表示]

 みうらレンタサイクル運営協議会(神奈川県三浦市)は、レンタサイクルの月単位での利用を可能にする「月極レンタルプラン」の試験導入を、9月1日に開始する。観光用レンタサイクルの閑散期などにおける利用を促し、稼働率・収入のアップを目指す。

 同協議会は自転車による三浦市の観光事業を推進する目的で2017年4月に設立された。三浦市観光協会と三浦市、民間企業の三浦海業公社、城ヶ島、京浜急行電鉄、ヤマハ発動機の6者で構成する。現在、京浜急行電鉄久里浜線の三崎口駅と、三浦市の産直市場「うらり」、三浦半島南端にある城ヶ島の3カ所にレンタサイクルポートを設置してサービスを提供している。

 今回試験導入する「月極レンタルプラン」は、月初めの1日から末日までの1カ月単位で契約するもので、月額利用料金は8500円。三浦市周辺の住民が、レンタルポートのある三崎口駅までの通勤の足として利用することなどを狙っている。短期間で三浦市内に仕事に来る人の通勤手段としての活用なども想定する。駅近くの駐輪場代の負担なく利用できるメリットがあり、利用期間中は鍵の返却も必要ない。貸し出す車両はヤマハの電動アシスト付き自転車「PAS CITY-C」または「PAS SION-U」で、充電器も貸与する。貸し出し可能な台数は協議会が各月の稼働率をもとに上限値を設定していくことにしている。

 現在提供しているレンタサイクルの利用料金は、3時間利用で800円、1日利用で1500円。貸し出し可能な台数は電動アシスト付き自転車など100台となっている。昨年4月に営業を開始しており、繁忙期は5月と8月。ただ、ピーク時には全車両を貸し出すことがある一方で、平日や閑散期の利用率の低さが課題だった。

 月極レンタルプランは、三崎口駅ポート、うらりポートの2カ所で申し込むことができる。来年度以降は、今年度の利用状況を踏まえたうえで継続検討を進める予定。三浦市観光協会の担当者は「自転車の稼働率を上げていき、さらにレンタサイクルを活用したイベントなども積極的に実施していきたい」と話す。