徳島県とソフトバンクは2018年8月1日、徳島県内における地域IoTの実装を推進するためのデータ共通基盤「とくしまIoTプラットフォーム」の運用を開始した。このプラットフォームを徳島県内の企業や自治体、大学に開放し、IoTによる地域課題の解決や新ビジネス創出、生産性向上などを目指す。同日、とくしまIoTプラットフォームを活用して実証実験に取り組む事業者の募集を開始するとともに、IoTの導入に関するサポートデスクを設置した。

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とくしまIoTプラットフォームの基本構成と活用例(出所:徳島県)

 とくしまIoTプラットフォームは、分散して設置された各種センサー群(温湿度、照度、位置情報、加速度、ドア開閉などのセンサー群)から無線でデータを収集し、一括管理するクラウド型システムだ。センサーからデータを収集する時の通信プロトコルとしては、4GやWi-Fiのほか、少量データ・低消費電力というIoTの通信に適したプロトコル(NB-IoTやCat. M1など)に対応している。

 収集したデータはIoTの国際標準の形式(oneM2M)でプラットフォーム上に蓄積され、IoTプラットフォームのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)も公開される。実証実験に参加する事業者は、これらのデータやAPIにインターネット経由で自由にアクセスでき、IoTのサービス/アプリケーションを開発できる。複数の事業者による共同利用も可能だ。

 とくしまIoTプラットフォームの利用料は無料(2018年度についての特別施策)。通信回線料(NB-IoT/Cat. M1の場合)は、月額基本料金10円(基本データ量10KBまで、超過通信料0.6円/KB)から。

 徳島県とソフトバンクは、2017年12月に締結した「とくしまインダストリー4.0の推進に向けた包括連携協定」に基づき、とくしまIoT プラットフォームを構築した。同プラットフォームはソフトバンクIoTプラットフォームをベースにしている。