中野四季の森公園に設置されたサイクルポート(写真:日経BP)
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都内自治体のシェアサイクル導入状況(資料:東京都)
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 東京都中野区は、2020年7月20日にシェアサイクル事業を開始した。当初はポート8カ所、自転車約100台でスタート。事業主体は中野区、運営主体はドコモ・バイクシェアだ。シェアサイクル(自転車シェアリング)とは、地域内に複数配置されたサイクルポートで、自転車を貸出・返却できるというサービスのこと。中野区は、東京都内10区(千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・江東区・品川区・目黒区・大田区・渋谷区。いずれもドコモ・バイクシェアが運営)で現在実施している自転車シェアリングの「広域相互利用」にも試験参加する。

 中野区が加わったことで、都内11区で相互利用できるポートは800カ所、自転車台数は約8325台となる。なお、都内自治体による広域相互利用は、ハローサイクリングが運営している13自治体でも行われているが、両者での相互乗り入れはできない。

 シェアサイクル利用者は、会員登録すれば11区内のすべてのサイクルポートを利用できる。借りたサイクルポートとは異なるサイクルポートに返すことも可能だ。利用料金は、個人向けプランとして、1回会員、月額会員、1日パスがある。例えば、1回会員については24時間利用が可能で、1回の利用料金は30分150円。利用が30分を超過した場合、30分100円の延長料金を支払う(11区共通)。利用者は増加傾向で、ドコモ・バイクシェアが運営する「広域相互利用」における2020年6月の月間利用回数(上記10区で実施)は、東京都によると約97万回。前年同月比より約2割増加しているという。