海の中道公園の全体図(公式サイトより)
公募対象区域の位置図(資料:国土交通省九州地方整備局)
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事業イメージ(資料:国土交通省九州地方整備局)
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 国土交通省九州地方整備局は、福岡市の海の中道海浜公園に、Park-PFIにより滞在型レクリエーション拠点を整備・運営する事業者を公募する。10月25日まで参加登録を受け付け、計画提出は11月8日まで、11月下旬にプレゼンテーションを行い、2020年1月頃に事業予定者を決定する計画だ。これに先立ち、8月27日に説明会を開催する。説明会の参加申し込みは8月20日まで。

 海の中道海浜公園は、1976年から整備が進められており、これまでに計画面積539.4ha のうち約55%に当たる297.7haが供用されている。動物の森やバラ園、水族館などがあり、年間約200万人が利用する。他方で、公園の特徴である、博多湾と玄界灘に挟まれたエリアの利用は進んでいない。

 今回の公募対象区域は、2つの海に挟まれたエリアの約159haで、入園料(国の歳入)を徴収している「パークエリア」の一部。Park-PFIの公募としては最大規模だという。

 区域は、滞在拠点の整備を想定した「Ⅰエリア:滞在拠点エリア」と「Ⅱエリア:アクティビティ等での活用エリア」に分かれている。Ⅰエリアには宿泊施設の設置を必須とし、特定公園施設として屋内遊び場と屋内休憩場の整備を義務づけるほか、既設の「光と風の広場駐車場」の管理運営を求める。Ⅱエリアは簡易な施設の整備は可とし、主にアクティビティの実施を想定している。

 前提となる事業のコンセプトは「海の中道を遊び尽くすための滞在型レクリエーション拠点」で、基本的方向性として「公園のポテンシャルを活かした個性ある魅力の強化」「既存の魅力の維持・継承」「自然や健康といったテーマを中心とした事業展開」の3つを挙げている。開園40周年にあたる2021年度中の営業開始を求めるが、その後は段階的な整備も可とする。事業者は公募対象公園施設の設置管理許可面積に応じて国に使用料を支払う。設置管理許可期間は許可日から10年以内で、基本協定締結から20年の範囲で更新を認める。